せどりとは、仕入れた商品を出品・販売して利ざやを稼ぐ方法になります。そのため、商品の仕入れ先はもちろん、仕入れた商品を販売するための売る場所も重要になってきます。
もっとも、近年ではインターネット環境の普及によって、オフライン店舗で仕入れて別のオフライン店舗に持ち込むというアナログな方法ではなく、自宅から一歩も出ずに仕入れから販売まで全てネット上で行う事が可能です。
そのため、現在のせどりにおける売る場所としては、
●amazon
●ヤフオク
●メルカリ
以上3ヶ所が主流となっており、これらのサイト(メルカリはアプリ)では日々さまざまな商品が出品・購入されています。そこで、今回の記事ではこれらせどりの売る場所の特徴について説明します。
せどりで売る場所
現在のせどりにおいて、売る場所として主流となっているのが『amazon』『ヤフオク』『メルカリ』となっていますので、ここからはそれぞれの特徴について説明していきます。
amazon
せどりと言ったら、まずamazonの名前を挙げる人が多いと思われる、それほどまでに人気・知名度が高いamazonになっており、新品・中古に限らす出品点数が多い事も特徴の1つとして挙げられます。
そして、人気・知名度が高くなっているため、出品者・購入者ともに多く新品・中古問わず数多くの商品が揃っています。また、amazonで商品を出品する際の手数料は
●大口出品は年間4,980円の登録料(415円/月)
●小口出品は1商品あたり100円の手数料
●1商品ごとの販売手数料は約8~15%
となっています。販売手数料は、後述するヤフオクやメルカリなどと比べると少し高くなっています。
ただ、その分商品登録やFBAと呼ばれている商品の保管から注文処理、そして商品の出荷や配送、返品に関するカスタマーサービスまでを全て行ってくれるサービスがあるため、せどりを半自動化したい人にはお勧めになります。
ヤフオク
ご存知、ネットオークションでは最大手のヤフーオークション(ヤフオク)。このヤフオクでも日々色々な商品が出品・落札されており、せどらー(せどりを行っている人)にも人気の高いオークションサイトとなっています。
もっとも、ヤフオクでは2018年11月12日から無料出品が可能となったため、誰でもすぐにオークションに参加する事が出来ます。そして、ヤフオクで商品を出品する際の手数料は
●無料での出品が可能(販売手数料は落札価格の10%)
●Yahoo! プレミアム会員は498円/月の会費(販売手数料は落札価格の8.64%)
となっています。販売手数料は、無料出品とプレミアム会員とで1.36%の差があります。
ただ、出品金額が高額になればなるほどプレミアム会員の方が割安になるため、せどりでヤフオクを利用する際には、今後の出品予想金額を考慮した上で無料出品か有料出品かの選択を行う必要があります。
メルカリ
最近、テレビCMでもお馴染みのフリマアプリ専用のメルカリですが、このメルカリでもせどり商品を販売する事が可能です。もっとも、スマホがあればメルカリを利用する事が出来るため、利用者はかなりいると思われます。
もっとも、フリマアプリをインストールして会員登録すればすぐに出品する事が可能なので、手軽にせどりを始めるという意味では一番簡単かもしれませんね。そして、メルカリで商品を出品する際の手数料は
●登録・出品手数料は無料
●販売手数料は落札価格の10%
となっています。さらに、メルカリでは売上代金1万円以下の振込申請の場合、振込手数料として210円の手数料が掛かるため注意が必要です。
まとめ
今回の記事では、せどりでの売る場所として、amazon、ヤフオク、メルカリの3ヶ所を説明しましたが、それぞれ出品や販売手数料などに違いがあります。そのため、仕入れた商品を販売する際には販売価格の相場はもちろん、利便性も考慮したほうが良いでしょう。